家族の一員として大切な時を一緒に過ごしてきたペット。
悲しいからこそ、心の整理のためにもお見送りをしましょう。

亡くなった後は、早めに処置をしてあげましょう

動物は死亡すると、死後硬直が始まります。
硬直が始まる前に前肢、後肢を胸の方へ優しく折り曲げてあげてください。
また、目が開きっぱなしの場合は手をかざして、瞼を閉じてあげましょう。

※死後硬直について
動物の死後硬直は想像以上に早く、手足から腹部、頭部といった順序で広がっていきます。
ご遺体を放置すると前・後肢が突っ張ったまま硬直してしまい、棺桶に収まらなくなってしまうので早めの対応が必要です。

ハムスターフェレット・うさぎ猫・小型犬中型犬大型犬
心肺停止直後30分弱1時間程1時間半程2時間程
STEP
1

ご遺体のお手入れ

死後硬直が終わると、体液や糞尿が漏れ出すことがあります。
あらかじめペットシートを敷いておき、お湯で湿らせた布などで頭部、顔、全身と拭いて清めてあげましょう。
毛並みを整えて、最後にバスタオルかシーツをかけてあげてください。

STEP
2

ご遺体を冷却・安置(納棺)

ペットの体の大きさにあったダンボール等に、ペットシートを重ねて敷いた上に、バスタオルやシーツ等を敷きます。
ご遺体の腐食を防ぐため、保冷剤・ドライアイスをペットに直接触れない形で置き、ご遺体を納棺します。

お腹、首まわりを冷やすと腐敗進行を遅らせられますが、結露などで水分がご遺体に付着すると腐敗が進みやすくなるため注意が必要です。

STEP
3

火葬の依頼

ご納骨するためには火葬の依頼が必要です。
自治体での火葬を希望する場合はお住まいの役所に問い合わせてください。
移動火葬車での火葬は自宅など指定した場所に移動火葬車が出張してくれます。

腐敗が進む前に、早めの火葬を依頼してください。
※弊サービスから火葬業者のご紹介は行っておりません

犬の死亡届について

犬に限り、『狂犬病予防』のため死後30日以内に死亡届を提出しなければなりません。
死亡届の提出場所は、お住いの自治体・市区町村の役所です。(ホームページから申請できる市区町村もあります)
※死亡届を提出しないのは法律違反となります。必ず30日以内に提出しましょう。

STEP
4